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女性の4割は貧血予備軍・2

貧血の自覚症状が現れにくいのを理解してもらうために、身体に貯えられる鉄分について、ふれてみましょう。

貧血に関係する鉄分は、身体に貯えられる場所によって、3種類に分けることが出来ます。



 1.肝臓、脾臓(ひぞう)などの内臓に貯えられる鉄分・・・・・貯蔵鉄

      (25〜28%  鉄分の不足に備えて貯えている→あくまで予備)

 2.赤血球、筋肉などに貯えられる鉄分・・・・・・・・・・・・・・・・機能鉄

      (65〜68%  実際に鉄分の機能をはたしている)

 3.皮膚、髪の毛、爪などに貯えられる鉄分・・・・・・・・・・・・・組織鉄

      (4〜10%   身体の組織の一部となっている鉄分)



大体このようになっているのですが、
まず、鉄分が不足してくると内臓に貯えられた貯蔵鉄を取り崩して、貧血にならないようにします。そう、現金収入が減ってきたら、貯金を引き出すのと同じことですね。

実際この鉄分(貯蔵鉄)は、予備としてあるので、多少減っても身体には貧血の症状として、すぐには現れてこないのです。この貯蔵鉄を少しずつ、取り崩している女性が「貧血予備軍」にあたるわけです。

ですから、血液検査をしてようやく自分が、貧血だったとわかる事がよくあるわけです。

そして、貯蔵鉄のストックが無くなった後に、いよいよ血液や筋肉に影響が出てきます。

こうなると、貧血の症状がはっきり出てきて、顔から血の気が引く皮膚蒼白や、突然どうきがしたり、少し運動しただけで息が上がってしまう、貧血特有の症状が出てきます。

このように、予備である貯蔵鉄があることによって、なかなか自覚症状が出てこないのが、貧血の正体といえるのです。

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