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ヒアルロン酸の注入(注射)・リスク

ヒアルロン酸は、保水力が非常に高く、美容と健康の両方に効果があります。また、元々、体に含まれる成分なので、たとえ注射で体に注入しても、大きな副作用やアレルギーが起こることは、ほとんどありません。

とはいっても、ヒアルロン酸の性質からくるリスクも、全くないわけではないので、ここではそれを取り上げました。

効果が長続きしない

冒頭でも書きましたが、ヒアルロン酸は、体内に含まれる成分と同じなので、体への悪影響はほとんどありません。

その反面、体の新陳代謝によって、少しずつ分解、排出され、最終的に注入したヒアルロン酸は無くなってしまいます。

新陳代謝の役割りの1つに、古くなった細胞を分解して、新しい細胞を作り出す働きがあります。この働きによって、私達は健康な体を維持しています。

例えば、皮膚の新陳代謝は、皮膚の表皮の基底層という所で、盛んに細胞が分裂して、新しい皮膚が作られます。

そして、皮膚の角質層は約1カ月で、全て新しく再生されます。(これをターンオーバーと呼んでいます。)

これと同じようなことが、体中で行なわれていて、注入したヒアルロン酸も、時間がたつにつれて減少して、最後は水に分解され排出されます。

どれくらいの期間で無くなるのかは、ヒアルロン酸を注入する場所や種類によってかなり違いがあり、短いときは1カ月間ほど、長くて1年ほどです。

ヒアルロン酸の種類と注入場所

ヒアルロン酸の注入を行うときは、患部に適した粒子のものを選ぶことがとても大切です。

例えば、眼の周辺や唇などはデリケートで、皮膚の浅い所に注入するので、粒子(分子量)の小さい低分子ヒアルロン酸を、注入する必要があります。

もし粒子の大きい高分子ヒアルロン酸を注入してしまうと、皮膚の表面に
”しこり”が残ってしまう可能性があります。

一方、豊胸(バストアップ)や関節痛などは、体の深い部分に注入するため、分解されにくい高分子ヒアルロン酸を注入すると、効果が長持ちします。

体質や医師の技量によるリスク

ヒアルロン酸は、体内にある成分と同じとはいえ、副作用やアレルギーが全く無いとはいいきれません。

その人の体質によっては、注入した部分に痛みやハレが一時的に起こったり、それが治るまで時間がかかる人もいます。

考えてみれば、注射で強制的に注入するわけですから、体に負担がかかるのは確かですね。

また、ヒアルロン酸の注入を何度も繰り返すことで、皮膚の下で組織化して、”しこり”ができる可能性も全くないとはいえません。

ただ、ヒアルロン酸は、体と異質のシリコンや金属を入れるのとは違いますので、影響は非常に小さいといえます。

そして、ヒアルロン酸注入の効果は、専門医の知識や技量にも、左右されますので要注意です。

特に、眼の周辺や唇、皮膚の浅い部分に行う注入は、経験豊富で確かな技量がある専門医でないと心配です。必ずネットで調べたり、周りの人の口コミを、確かめておくことをおすすめします。

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